仕事と緊張感
こんにちは~。
今、仕事から帰ってまいりました。誰に言ってるの?
私の仕事はその日によって時間帯がまちまちで、定まっていないのです。まあ仕事内容は簡単なもので能力の要らない仕事、最も今の私に適してるかな。誰からも拘束されず自由出勤でマイペースでできる。しかし時にはままならぬ時があり、何回も呼び出しがあり自宅の3往復てことも珍しくない。
また主婦業も立派な仕事ですね。男性側から見ればいつものんびり遊んでられて「何が仕事だぁー」って思われがちなんですがこれがまたどう表現すればいいか分かりませんが大変なんだなあ・・。
ただ報酬を貰っての仕事は主婦業にはない緊張感がございますね。そのように考えますが・・・
ん?主婦業も緊張感がある???いかがでしょう。
家庭内でのミスはどうにでもなりますが外での仕事上のミスは相手がございます。やはりそれなりの緊張感の大きさは違うでしょうね。
古い話ですが私、独身時代に小さな病院で勤務(医療事務兼外来)してまして、この病院は救急指定でもありました。
ある日、私が夜勤の時に救急隊から(直通)電話が入り、50歳代の男性、機械で指を挟み切断、受け入れてもらえますか?とのこと。直ぐに当直の先生に連絡を入れましたら、「切断した指はあるのか?無かったら受け入れる。あったら断ってくれ」とのことでした。他からくる当直医だったので手術の問題があったのでしょう。
で、聞くと「指は無し」とのことでしたので即受け入れ態勢です。
そして患者さんは運ばれてきました。直ぐにオペ室へと。20分ほど経ってからでしょうか、家族の方が「指を持ってきました」とタッパに氷を詰めて持ってこられました。
さあ~これからが大変!
その時家族の方に言いました。「今はもう手術にかかってますので・・・」私の頭の中は当直医は指があれば手術は出来ないと蘇ぎり・・あぁぁ~どうしよう・・。指を受け取ろうとしなかったのです。若かったせいか機械的に仕事してるな、私って。いけませんね。家族の方は顔色をかえて「早く早く!手術できなかったら他の病院へ~先生に早く指を持って行ってぇ」とね言われました。
家族の立場からすれば一秒でもはやく指を縫合してほしい!の一心ですよね。結局その患者さんは応急処置をしてから他の病院へ転送でした。
後で分かったことですが、その患者さんは何ヶ月も仕事にブランクがあり仕事を復帰された初日での事故だったそうです。油断ですね。これもやはり緊張感を持たなければいけません。
そして私の対応にも問題がありました。結果は同じことであってもあの場合は患者の立場となっって即座に指を預かり対応しなければいけませんでしたね。緊張感を持ちながらにも緊張の足りなさを実感してます。今この歳になり感じるものがございます。当時は結果論だけを意識してましたね。
(今日の一言、これからも緊張感を忘れず張り詰めて!ヨッシャー!!)
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